「9歳の危機」…と人智学者のルドルフ・シュタイナーは言いました。
日本でも、昔の方は「10歳の橋を渡る」と言うそうです。
日本の10歳は、数え年…ですから、まさに9歳…ですね!
この9歳前後の時期は、実は、第二反抗期と言われる思春期の
丁度入口に当たります。
子どもたちの内面では、大きな変化が起こっていて
その言動が、ちょっとずつ変わってくるので、
保護者の皆さんもあれ?一体どうしたの?と思われるかもしれません。
丁度、保護者の方たちが、子どものことが分からない…
と悩みを口にされ始めることが多くなるのもこの頃…。
もし、今、そうした悩みを抱えていらっしゃる方が
おられたら、それはまた、幸いなことかもしれません!
思春期になる前に、お子さんの変化に気がついた…ということは
そこで、手を打つことができる…ということです! ^^
そのまま、溝を深く掘っていくのではなく
溝を埋めていく工夫ができる…ということです! ^^
また、その変化は、お子さんが大人になるために成長している証し…
ですから、むしろ、喜ばしいこと…♪ ^^
そんな思いで、ちょっぴり9歳前後の子どもの変化について、
知っていただきたいと思うのです。
思春期に片足つっこんだ、子どもたち…。
これまで、教えてもらってきたことに対し
なんとなく違和感を感じ、
色々な矛盾に気が付き始めます…
突然、態度が変わって、びっくりされるでしょうけれど
内面では大きな変化が起こっているといことなのです。
そして、保護者の皆さんが考えている9歳の背景と
現代の9歳の背景は、少し事情が違っています。
その変化や違いを受け入れることができれば
思春期にかけての親子関係のひずみや溝を、
大きくしなくて済むかも知れません!
9歳をテーマにお話することは、たくさんありますが
まずは、「9歳」が、子どもたちの成長のための
大切なインターチェンジと覚えておいていただけたらと思います!
9歳から思春期にかけての内面の変化と接し方のコツ…
知っていれば、思春期に入って起こる様々なことも
一緒に向き合っていく力になることでしょう!
子育てゼミナール
「9歳から思春期にかけての子育て法」
10月24日(土)10:00~12:00
広島市安芸区民文化センターにて開催です!
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